福島県南会津の宿場町で江戸時代に思いを馳せました
会津の芦ノ牧温泉【丸峰】さんに後ろ髪を引かれながら、次の目的地【大内宿】へと
向かいました。芦ノ牧温泉で泊まることを決めた時から、ここには絶対に行ってみた
いと思っていた場所です。
馬籠宿には行ったことがあります。が、だからといってとりわけ宿場町が好きだとか
そこまで歴史に詳しいわけではないのですが、とにかく古民家が大好きで古民家カフェ
と名前がつくだけで入りたくなるほど。今回も「500メートルも続く圧
巻の古民家ストリート」と知って行くしかない!と決めた
のです。
宿から1時間もしないで到着しました。
駐車料金は500円。
大内宿では今後の大内の景観と文化を守る為、令和2年4月より「一般財団法人大内宿保存整備財団」を立ち上げます。皆様から頂いた駐車料金の一部を景観保存、補修、整備に活用させて頂き、400年以上続く宿場の景観を今後も後世に伝えようと努力して参ります 大内宿|奥会津観光スポットより引用
このように有意義に使われるのなら、喜んで払いますよね!
空がとにかく青い。青いのです!!
空気も澄んでいて、深呼吸をすると気持ちがいい(^^)/
道端にはふきのとうが生えていました。
そういえば最近食べてない。そりゃそうだ、実家に帰っていないもんね・・・と、急に
ふるさとを思い出しました。実家暮らしの時はふきのとうなんて、と特に気にもせず、
有難くも感じずに食べていましたが、東京で買おうと思うと高いことにびっくり。
自然の滋味深い味って、年齢を重ねるとしみじみと感じるようになりますね。
大内宿の入口近辺から奥の方に向かって撮った1枚です。
iPhoneで撮影した一切加工なしでこの空の青さ。はい、しつこくてごめんなさい。
少し階段を登って小高い山の中腹くらいから大内宿を見下ろした1枚。
いわゆる見晴台ですね。ここからの眺めは最高です。
これだけを見ると本当に江戸時代にタイムスリップした感じがします。きっと昔の人は
ここから灯りを見て、ほっとしながら宿に辿り着いたことでしょう。
それにしても、よくここまで保存されていますよね?
実はその努力の賜物と、大内宿に入ったそうそう出会っていたのです!
それがこちら☟
ちょうどタイミングよく、茅葺き屋根の葺き替えを行っているところに出くわしたので
す。実は初めてみたので、しばらく眺めてしまいました。以前にテレビで屋根全体を
葺き替えると2000万円ほどと言っていたのを覚えています。だって余りにも高額
ですからね。
約400年の歳月を経ても残る伝統的な茅葺き屋根。
これは村の人々が自ら保存活動を行うことによって維持されています。
専門技術を持つ茅手(かやて)と呼ばれる職人を中心に、
ほとんどの村の人々が協力し合い屋根の葺き替えに取り組みます。
大内宿|奥会津観光スポットより引用
素晴らしいことですよね。専門の職人さんだけではなく、村の皆さんも総出で協力しあ
って作業をする。きっと「今年はこの家、来年は〇〇さんちね」などとスケジュール組
んで行っているのでしょう。材料となるススキも最近は質のいいものを確保するのが大
変と聞いたこともあります。昔のものを守っていくこと。伝えていくことの大変さ。
住んでいる方ならではの困りごとなどもおありでしょうが、いつまでもこの素晴らしい
文化と景観を後世まで伝えていってほしいと強く感じました。
この景観が残っているのにはもう一つ理由があるらしく・・・
昭和42年(1967年)、会津の茅職人の現地調査に来た東京の美大生が保存の必要
性を強く村に訴えたそうです。美大生というのがなんともグッときますよね。きっと保
存価値の高いものとして、これはなんとかしなくてはならないという気持ちが働いたの
だと思います。
その後の昭和56年(1981年)に、国の重要伝統的建造物群の指定
を受けます。その大きさは南北約450m、東西約200m。約30軒の茅葺きの民家
が並ぶという迫力ある観光スポットとして、奥会津を代表する観光地へと発展をとげて
きたのです。
思ったよりも長くなってしまったので、【大内宿】の見てもよし編は、ここまでにした
いと思います。
次回は食べてもよし編をお届けいたします!
さて、どんなグルメが登場するのか。ぜひお楽しみに♬
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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