曲がりネギは〇〇の代わり!?
さあ、お待たせいたしました。食べてもよし編のスタートです。
私はいまだに旅行に行くことが決まると、必ず「るるぶ」か「まっぷる」を買います。
これが分かる人はおそらく私と同年代・・・今の若い人にはきっと何それ?っていう
感じだと思います。実際社員旅行に行く時に「るるぶ」を持って行ったら、スマホで探
せばいいんだから、必要なくないですか?重いし・・・と言われました。
20歳代の 若い社員からみれば、きっと要らないものなんだろうけれど、私には旅の必
需品。
旅行前から何度もページをたぐっては、行きたいお店のリストを挙げてわくわくしてい
ます。実は、この時がいちばん楽しいのかもしれません。だって、一歩旅行に出掛けた
ら、あとは帰る日までのカウントダウンが始まってしまうのですから。
今回は2冊を見比べて「まっぷる」を購入!
この時、【大内宿】に名物料理があることを、初めて知りました。
それが【高遠そば】です!
福島なのになんで高遠?と不思議に感じたそこのあなた。そうです、あなたです。笑
高遠は長野の地名ですね。
信州高遠藩で育った保科正之が寛永20年(1643年)に会津藩主となって会津に移
り住みました。その時に高遠のそば文化を伝えたと言われていて、特に大根おろしそば
を【高遠そば】と呼ぶようになったそうです。
と、まあここまではよくある話なのですが。。。
実はこの高遠そばの食べ方が、かなり独特。と言いますか、かなり変わっているので
す。はい、こちらをご覧ください☟
ん?そこまで違和感は感じない??
では、これはいかがでしょうか!
(>_<)
そうです。なんとネギをお箸の代わりにしておろしそばを食べるのです!!
ネギ1本で食べるユニークスタイルとまっぷるにはありましたが、ユニークというより
も、うまく食べれない。笑
元々はある店主の方が遊び心で始めたんだそう。かなりの遊び心の持ち主とみた。
食べにくかったらお箸をくださいって言えばもらえますとガイドブックには説明文があ
ったので、ちょっと安心してはいましたが、私が食べたお店では最初から用意してくれ
ていました。良かったぁ~(^^)/
頑張ってネギをお箸代わりにして、2~3口食べてみましたよ。
しかーし、十割そばのせいかコシがあるおそばをネギ1本で食べるのは、至難の業。
つるんと滑って洋服に染みがつくし。
ということで、すぐさま観念してお箸で食べましたとさ♬
ごちそうさまでした。
美味しいおそばを食べた後には、少しだけお散歩を。
こんな味のあるポストを見つけました。
残念ながらお休みだった「三澤屋」さん☝
お箸の代わりにネギを使うというアイディアを生み出したのが、こちらのお店だそう。
縁側に活けられた投げ入れ花がさすがです。
喫茶店だったかな。ゆっくりと時間があれば入りたかったなぁ。
「本家 叶屋」という名前のちりめん素材の小物のお店です。
手作りの温かさとほっこり感を感じます!欲しいものがあり過ぎて、迷った挙句・・・
迷いすぎて買えませんでした(*‘∀‘)
子安観音堂
大内宿の会津若松側の突き当りの高台に位置しています。
詳しい創建年等が不明だそうですが、天正3年(1575年)以降だろうという説が
有力とのこと。
古くから女性や子どもの守護神として祭られてきた歴史から、現在も大内宿の女性達
が管理しているそうです。
おっと、忘れるところでした。
おそばを待つ間にお店の方がご厚意で山菜料理を出してくださいました。
野蒜(のびる)です!
茹でて花かつおをかけて、たぶんポン酢をかけただけのシンプルなお料理。
でも、とーっても美味しかったのです。久しぶりというのもあったとは思います。
実家にいる時には春になると必ず母が、手を変え品を変えのびるだけではないですが
色々な山菜料理を食卓に並べていました。いつもご近所の方がお裾分けに来て下さる
からです。
そんな時には「えーっ、今日もまた山菜なの?」と嫌味たっぷりに言っていましたが、
実は春を感じる大切な行事だったのだなぁと、今になるとよく分かります。
今でいう【地産地消】でもあったわけですしね。
そんなことを懐かしく思いながら、のびるを食べたのでした。
大内宿に後ろ髪ひかれながら、この後に「三春滝桜」を見に行きました。
その素晴らしい景色を何度でもご覧になりたい方は、こちらからどうぞ♬
さて、大内宿はいかがでしたでしょうか。
古民家がずらっと並ぶ様は歴史を感じさせ、懐かしさも感じさせてくれる日本の原風景
でした。もし福島へ行く機会がありましたら、ぜひ「大内宿」と「三春滝桜」へと足を
運んでみてくださいね!
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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